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おてがみ-2008.8月号-

◆とてもとても暑い日が続いています。地球はこのまま熱帯になってしまうのでしょうか?
何年後は洋服を着て外を歩くなんてことができなくなってしまうのではないかと、シェープアップしなければいけないかと悩んでいます。(これは私だけの発想でしょうか?)

最近の患者さんには特徴がある気がします。歯根が割れてしまい腫れて来院され、レントゲンにて確認され抜くことになります。初めて来られる患者さんにも前からの患者さんも同様です。何かグっとかみしめてしまう場面があるのか?!と考えてしまいます。

歯は神経を抜いてしまうと栄養がいかなくなり、ミイラ化して弱くなってしまいます。よく木の枝にたとえますが、枯木の状態になってしまうのです。従って、割れてしまうことがあります。なるたけ温存療法として神経を残すように治療はしていますが、やはり日常のケアーが一番大切です。歯磨きをしっかり行うことはもちろん、定期的な健診をしてください。生きているうちずっとおいしいものが食べられるように歯を大切にしましょう。

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◆脱! ながら食べ だらだら食べ
◆夏を元気に乗り切ろう
◆夏にお勧め食材



◆脱! ながら食べ だらだら食べ
虫歯は口の中に常にいる数百種類の細菌によっておこる感染症です。これらの菌は食べ物の糖分をエサにして繁殖し、殺菌剤や抗生剤では簡単に滅菌できない歯垢(プラーク)を作ります。歯垢の中では細菌によって酸が作られ、酸性度が高まると歯の表面のカルシウムやリンを溶かし始めます。この状態を“脱灰”といい、いわば「ミニ虫歯」の状態です。お口の中に糖が入ってこなくなると、唾液によって歯の表面は中性に向かい、唾液中のカルシウムやリンが表面の補修をします。これを“再石灰化”といいます。

歯の表面では物を食べたり飲んだりするごとに脱灰と再石灰化がくり返されます。間食の回数が多くなると脱灰する一方で、再石灰化する機会が少なくなります。夏休みに入った子供達は清涼飲料やスポーツドリンクなどの甘みのある飲み物や、アメ、お菓子などをたえず飲んだり食べたりしていませんか?ながら食べやだらだら食べでは歯磨きもついパスしがち。虫歯を助長していますョ。ふだんの水分補給にはぜひお水をおすすめします。熱中症対策でスポーツドリンクを飲んだ後にもお水を飲む工夫を!


◆夏を元気に乗り切ろう
暑いからといってそうめん、冷奴などの冷たいものだけで食事をすませていませんか?疲れがとれず食欲が落ちて“夏バテ”になる前にバランス良く普段よりしっかりと栄養を摂り“夏バテ”知らずの体を作りましょう。


◆夏にお勧め食材
・胃の消火液の分泌を高める≪トマト≫
・水分を多く含み利尿作用のある≪キュウリ≫
・夏バテで疲れた体を回復する≪枝豆≫
・糖質・食物繊維の多い≪とうもろこし≫
・血栓をできにくくし、食欲不振・不眠・イライラを改善する≪玉ねぎ≫
・コレステロールや中性脂肪値を下げ、又血圧を下げるカリウムを多く含む≪あじ≫
・低カロリー、血圧を下げ、肝臓の肝汁の分泌を促進し、肝臓の解毒作用を強化する≪たこ≫
・良質のたんぱく質・亜鉛・銅・カルシウムが豊富なので貧血を改善≪しじみ≫

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2008年08月27日 10:18に投稿されたエントリーのページです。

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