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おてがみ-2010.5月号

連休は、いかがでしたか?
道路は大渋滞だったようです。
でも、家族皆がお休みというのは、うれしいものですね。
私は、4月29日より滲出性中耳炎にかかってしまい、連休中は海の中に
入っているように耳が聞こえず、連休終わったとたんに風邪が再発してしまい、
鼻声にはなるわ、咳は出るわで、いつもの美声はどこえやら、2週間以上病院に
通い、やっと治るめどがついてきたところです。
毎日通っていたので看護婦さんが、がんばってと声をかけてくれとてもなぐさめに
なりました。身心ともに病んでいるものとしては、そこで病気を治す気が出るか
どうかなんだとつくづく思いました。感謝感謝です。
天候不順の折、お体大切にしてください。くれぐれも、私のようにならないように。

1 唾液の分泌を促しガン予防、歯の病気予防、体力向上に!

良く噛むことで、食物を小さく砕き、つぶすばかりでなく唾液
や胃液の分泌を促し増加させるので、それらに含まれる酵素が
さらに食物の消化を高めます。これはガンの予防にもつながります。
また唾液は口腔内にある無数の細菌の繁殖をおさえると同時に
自然の清掃作用なども促すので歯の病気(むし歯・歯周病等)の
予防にもなります。さらに体内への養分や栄養素の吸収を促進させ、
その結果子供の発育を促し瞬発力を養うなど体力向上にもつながるのです。


2 脳を活性化させ、肥満・老化防止に!

食物を噛むためには、顔や顎の周囲にある25以上の筋肉を使います。
良く噛むことで、脳内温度が上昇し血流の循環が活性化され、脳に
十分な酸素と栄養が送られます。そして脳神経細胞が刺激されて
脳細胞の代謝が活発になります。その結果、頭がさえて集中力が高まり、
記憶力増加にも影響するので勉強にも身が入り成績アップにつながります。
さらに、味を感じる脳細胞も刺激され口に入ったものが美味しく食べられる
ようになります。同時に、これ以上食べ過ぎないようにと満腹中枢も目覚め、
肥満防止にもつながります。
また、噛むことがストレスの発散になり本能的な満足感が満たされるばかりで
なく、高齢者には老化防止、ボケ予防、脳卒中の予防にもなります。


3 正常な咬合が美しい発音や言葉を生み出します!

良く噛むことで、正常な咬合と歯並びをつくります。きれいに回復した口元は
正常な発音と美しい言葉を生み出すばかりでなく、そろった白い歯が口元から
見える、見た目の美しい生き生きとした美男美女に育てます。高齢者にとっても
若々しく見せるための秘訣で、発音が良くなり声も若返ります。本来ある自然な
口元を回復することは、その人の人格・個性の回復にもつながり精神衛生面にも
大いに役立ちます。


歯には6つの重要な役割があります。


1 食べ物を「かみ砕く」「噛み切る」「すりつぶす」

2 咀嚼する

3 発声や発音を助ける

4 顔の形を整える

5 底力を発揮させる

6 脳の働きを活性化させる

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2010年05月27日 10:24に投稿されたエントリーのページです。

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