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おてがみ-2011.10月号

暑い夏が台風とともに終わり、急に涼しくなってきましたが、お元気でお過しのことと思います。

夏バテが治り、ホッとすると今年は秋バテなるものが発生しているようです。あまりに気温の差が激しく、体がついていかないのだそうです。

震災から半年が過ぎ、過去のこととなってしまっている自分はいないでしょうか?ここ一年の間に直下型の地震が発生する率がとても高いといわれています。再度、備えがしっかりしているか確認して下さい。

今月は、法歯科医学会や、X線の被爆に対する研修会、日赤指導員としての仕事など、山盛りで活動しなければいけない月になります。少しでも多く勉強して、皆様に役立つ情報を提供できればと思います。今月も笑顔で過ごしてくださいますように・・・


続きの記事
◆「口内炎について」
◆<腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう>


letter1110.jpg「口内炎について」

暑い夏が過ぎ、朝夕の涼しさに体調を崩し口内炎や風邪ぎみでとおっしゃりながら定期検診や歯科治療に来院される方も少なくありません。

口内炎や口角炎は体調が疲れていたり、風邪をひいて抵抗力が弱まっているときにできやすいので、ちょっとした粘膜の刺激だけでもできる場合があります。もちろん、必要ならば塗り薬を処方するなど院長が対応させて頂きます。が、『食欲の秋』です。食べ物でお口の健康アップ出来ればうれしいですね。

粘膜炎症を起こしにくく、治りやすくするために重要な栄養素は、「ビタミンB2」「ビタミンC」です。「ビタミンB2」を多く含む食品には、うなぎや牛豚鶏のレバーや青魚に多く含まれています。意外と摂りやすいのは魚肉ソーセージで、これならお子さんも無理なく食べられますね。

もちろん、十分な睡眠や一日の栄養バランスも考えなければいけませんが、最近「口内炎ができているなァ~」「疲れぎみだなァ~」と思ったら「さんまかな、ちょっとリッチにうなぎかな」とビタミンB2・Cを思い出してみて下さいね。


<腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう>
腸管出血性大腸菌感染症(O-157)にかかったと報告される人が続いているようです。O-157は、感染力が強いので注意していきたいですね。

※ 腸管出血性大腸菌感染症とは? ※

⇒潜伏期間は4~8日で、主に飲食物から経口感染します。

症状:症状のないものから、下痢(水様便:水のような下痢)、腹痛、血便などが様々な程度で現れるのが特徴です。これらの症状がみられたときには、早めに医療機関を受診しましょう。

特に子どもや高齢者は、溶血性尿毒症症候群や脳症などの重傷な合併症を起こすことがあるため注意が必要です。

※ 予防のために ※
 ・食品は、よく加熱し調理器具の消毒・殺菌などを心がけましょう。
 ・トイレの後や食事の前などは石鹸と流水で良く手を洗い、
  清潔なハンカチ・タオルを使いましょう。
 ・感染した人の便を介しても感染しますので、便の片付けや消毒にも配慮が必要です。

~ 手洗いやうがい、規則正しい生活を心がけて、感染症を予防しましょう。~

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2011年10月14日 15:19に投稿されたエントリーのページです。

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