おてがみ-2015.02月号
あっという間に平成27年も1ヶ月が過ぎてしまいました。
お元気でお過しの事と思います。
孫が5ヶ月になり、離乳食が始まりました。一日一回、重湯とリンゴのすりおろし等を食べています。
歯科医師として見ていると、とてもおもしろい時期です。
吸啜反応といって、ママのおっぱいを一生懸命に吸っていた口の中の状態から、スプーンで食べるような口の動きに変化していく時期です。吸ってゴクゴクと飲んでいれば良かったところが、形のあるものを少し口の中で唾液と混ぜて、すりつぶすようにして舌で口の奥に送り込んで飲み込みます。人間として、生きていく上で通らなければならない道であり、そこがうまく通れないと、ペチャペチャ食べや、ほおばり食べがおきるのです。
毎日見ていたいところですが、残念ながら人みしりなのか私が見ると泣いてしまうので、あまり会う事が出来ません。
今が一番食べるという事の口腔の使い方を見るいいチャンスなのに! と、本当は孫の成長を喜ばなければいけないのですが...別のことを楽しんでいるところです。
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