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おてがみ-2010.9月号

まだまだ残暑という言葉では言えないような暑さが続いていますが、お元気でお過ごしのことと思います。子供たちは長い夏休みを終えて、学校に戻って行きました。しかし、虫歯というものは一年中発生するもので、皆さんを悩ましていることでしょう。

今回、摂食嚥下の研修会に行ってきました。数年前にコースを終え、今度はアドバンスコースとでもいうものでした。私のライフワークとして救急法と災害時対策摂食嚥下を勉強していくという目標があるのですが、全て奥深いので、とても食いしん坊の私としては、死ぬ一瞬前までおいしいものを好きなだけ食べたいという思いがあります。私の祖母が、まさにそれを実行した人でした。総入れ歯でしたが、しっかり100歳まで食べていました。

今回の研修では、いかに口から食べることが必要なのか、又、体位により誤嚥性肺炎が起こりにくくなるかを、実例をもとに勉強しました。またもっと勉強していきたいと思っています。

毎年9月は防災月間です。最後になりますが、災害対策をもう一度考えて下さいませ。私たちは診療所のエマージェンシーセットのチェックをしました。お水など買い直さなければならないことに気が付きました。


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◆≪噛むことの大切さ≫


◆≪噛むことの大切さ≫
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皆さんは1回のお食事のどれくらいの時間をかけていますか?よく噛んで食べた方がよいということは昔から言われていますが、実際にはできていない人が多くいるようです。よく噛むことは身体にとって良い影響を与えます。例えば・・・

①消化を助ける
よく噛むことで食べ物に唾液が良く混ざります。唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)により、消化が促進されて胃腸の負担を少なくしてくれます。

②ボケの防止
噛むことで、アゴだけでなく顔の筋肉全体が動き、脳内の血行が良くなることでボケ防止になると言われています。

③食べ過ぎを防ぐ
よく噛むことで、脳の満腹中枢を刺激するので、少量の食事でも満腹感を得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。

☆よく噛んで全身を健康に☆
人間の各部は相互に影響し合っており、1つの機能が向上することで他の部分の機能も向上し、その結果全身の健康状態が向上すると言われています。よく噛んで、しっかり味わって食事をすることが健康を考える上で大切なのです。

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2010年09月15日 15:40に投稿されたエントリーのページです。

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