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おてがみ-2011.4月号

letter1104.jpgとても寒い冬が過ぎ、今年は花粉が何倍と飛んで、大変なことになるという報道がありました。私も花粉症に数年前からかかり、今年は大変だ!と思っていたのですが、たしかに大変なことになり、寝ていると花がつまり、息ができなくなり、昼間はくしゃみで人生終わってしまうかと思うくらいです。

孫の誕生日の翌日、もっともっと大変な地震にあいました。仕事中だったので、皆で揺れがおさまるまで落ち着いて行動することができましたが、一人だったら本当に怖かったと思います。

私は日本歯科医師会、県歯科医師会と災害部門を担当していて、いつも“いざというとき”が口癖になっていました。歯科医師としてできることは2つあり、御遺体の身元確認、被災者の口腔ケアーに分かれます。今は神奈川県から身元確認に仕事命令が出て、4名の歯科医師が岩手に行っています。

私も出動命令が1度は出たのですが、女性という事で後方支援に回されました。4名の先生方には少しでも多くの方々の身元が分かるように頑張ってほしいと思っています。まだ平常生活には疾っていませんが、皆でがんばりましょう。


続きの記事
◆指しゃぶりについて
◆口内管理から健康維持へ


生後間もない新生児の「吸う」という行為は、哺乳類の為の本能的、反射的行動と考えられています。しかし、指しゃぶりを長く続けていると、上下の前歯の間に大きな隙間が開いてきたり、出っ歯になったりします。こうなると食物を飲み込む時にその隙間に舌をはさみ込んだりして、普通と違う舌の癖が出やすくなります。また、くわえ込んだ指に吸いダコが出来てしまう事もあります。

このように指しゃぶりは歯並びや顎(あご)の発達に影響を及ぼしたり、汚れた指をくわえる為に衛生的に良くありません。お子さんが指しゃぶりをしていたら、やめさせた方が良いですネ。しかし、単に叱ってやめさせようとしても良くありません。2歳位までは歯並びに異常なく明るく元気に過ごしていれば、少し様子をみてよいでしょう。お子さんとのスキンシップを心掛けましょう。

やめさせる時期としては幼稚園、保育園の入園や妹弟が誕生した時など子供の生活が変化する時をきっかけとして行く事が大切です。特に頑固な癖になっている時は、歯科医師にご相談下さい。

<口内管理から健康維持へ>
口内の健康にとって大切な乳酸菌は心身のストレスや乱れた生活習慣にとても敏感です。たくさんの乳酸菌が元気に働く体内をつくる事で健康な日々を守る「バイオセラピー」という考え方に基づいて開発された健康補助サプリメントの導入をする事になったのは、院長が3月号のおてがみでお伝えした通りですが、毎年ひどい花粉症で悩まされる私も導入直後から1日1粒、なるべく口内に長くとどまるようにゆっくり舐めながら「L.ロイテリ菌」を補給しています。

今年は特に花粉の飛散が多いと言われていますが、今の所薬に頼る事もなく、この時期手離せないはずの目薬でさえほとんど出番がありません。体質が変わってきたのでしょうか・・・このまま花粉の季節を乗り越えられたら、うん十年ぶりのさわやかな春になる事間違いなしです。

このサプリメントは福祉先進国スウェーデン生まれ、世界中に広がっていますが、日本では歯科医院(医師が定められた講習を受講し、許可を取得する事が必須)でのみの販売となっています。「よく噛む事で健康状態が向上する」とよく言われますが「口内に良い菌を増やし、口内環境を良くする事」も健康維持に大切な事と言えそうです。

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2011年04月04日 14:54に投稿されたエントリーのページです。

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