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おてがみ-2011.8月号

7月15日(金)~20日(水)まで日本歯科医師会の依頼により宮城県石巻、南三陸町、気仙沼にご遺体身元確認作業に行ってきました。

宮城県石巻地方は、ちょうど伊豆のようなところで、山を1山越えると海沿いに観光地や漁港が広がり、また山の中に入っていくという地形です。実にすてきな場所であろうと思いますが、一山越えて海が見えてくるとがれきの山で、想像できないところに船があったり、家の上に車が乗っていたり、非現実としか思えない状況でした。

私たちは3ヶ所の遺体安置所で、合計21体のお口の中の口腔内所見をとりました。検死官と呼ばれる警察官がご遺体を洗い、検死を地元の医師が行い、検視を私たち歯科医師が行い、やっと棺に入ることができます。

4ヶ月もたってから見つかるので、はやく御家族の元に、また少しでも多くのかたの身元がわかるようにと必死で仕事しました。こんなことがまた起こってはなりません。自然の力は恐ろしいけど、何とか共存したいと思います。現地でまだがんばっている警察官に感謝しているところです。


続きの記事
◆子供たちにとってよい「おやつ」について考えてみました。
◆「バイオセラピー」


letter1108.jpg◆子供たちにとってよい「おやつ」について考えてみました。
子供たちにとっておやつは重要な栄養補給源です。虫歯になりにくいおやつと言うと、砂糖が少なくて歯にくっつきにくいものと考えがちですが、全身の健康を考えるとそれだけではいけません。いろいろな観点から良いと思われるおやつは何かいくつかあげてみます。


1.塩が多く含まれていない
2.油が多く含まれていない
3.味が濃くない
4.カロリーがあまり高くない
5.栄養バランスがよい
6.後で食べる食事の量に影響しない
7.着色料など食品添加物が入っていない
8.なるべく自然のもの
9.歯ごたえのあるもの
10.唾液がたくさん出るもの
11.手作りの愛情がこもっている

など、まだまだ多数あるかと思いますが、これらの条件を満たしたおやつはよいおやつといえるでしょう。三度の食事と同様に良質な物を楽しいコミュニケーションと共に取りたいものです。


◆「バイオセラピー」
「バイオセラピー」という考え方に基づいて開発された健康補助サプリメントの導入から、たくさんの患者さんが「L.ロイテリ菌」に興味をもってくださり、「口の乾きがなくなってきたようです」など報告して下さいます。毎年ひどい花粉症で悩まさせる私も、このサプリメントを補給し続けた所、ついに1度も薬も飲まずにすみ、目薬でさえ出番がありませんでした。

このサプリメント「ミント味」しかなく、「子供には無理・・・」というお声もあったのですが、この度なんと「ストロベリー味」が出ました。また嚥下困難な高齢者の方に最適な「リキッドタイプ」もできました。詳しくはスタッフまで。

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2011年08月03日 13:01に投稿されたエントリーのページです。

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