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おてがみ-2016.08月号

letter1608-1.jpgお元気でお過しのことと思います。
梅雨もあけて、夏の青空がみられるようになりました。季節の移り変わりの早さに驚いています。
子供たちは夏休みが始まり、何回プールに行かれるとか、自由研究をやらなければいけないとか、夢がふくらんでいるのでしょう。
我が家でも、すでに学校のプールで日焼けした、まっ黒クロスケが夏休みを楽しんでいます。
私は、警察協力医研修会を2日コースで修了し、やっと一年の中でも大きな仕事が終わりました。これは、災害時の歯科医師の仕事である身元不明者の身元確認のための研修会です。
通常は元気な患者さんたちを治療する歯科医師にとってつらい仕事ではありますが、いざという時のために研修を続けています。でも、災害は起きてほしくないです。
皆様、平和な毎日ををお過し下さい。


続きの記事
◆<食べる姿勢の大切さ>
◆<なぜヨーグルトが体に良いのでしょう?>

<食べる姿勢の大切さ>

仕事をしている時リラックスしている時など、それぞれの目的に合わせた姿勢を皆さんはとっていると思います。
食事をする時も同じように私たちは無意識のうちに食事に合った姿勢をします。
それは座って首を少し前に倒した状態です。
首の角度は、首の下にこぶし1個分が入るくらいが良いでしょう。それより、顎を引いても上げても首周りの筋肉が過度に緊張してしまうので、のどの動きが妨げられて飲み込むのがつらくなります。
ことに顎をあげると、のどと気管がともにまっすぐに伸びて食べ物が食道ではなく気管に入りやすくなり危険なので注意が必要です。
食道は、背骨と気管に挟まれているため、やや扁平になっていて入口が狭くなっています。
顔を正面でなく左右方向に向けていると、もともと狭くなっている食道の入口がますます狭くなり、食べ物が通過しにくい状況を作ってしまうことがあります。
テレビを見ながらの食事は、顎の角度や顔の向きが崩れやすいので気をつけましょう。


<なぜヨーグルトが体に良いのでしょう?>
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乳酸菌やビフィズス菌が体に良いと言われているため、意識的にヨーグルトを摂取されている方も多いと思います。
食料品店には、たくさんの種類のヨーグルトが並んでいるので、どれを選ぶか悩んだこともあるのではないでしょうか。
ヨーグルトは製品によって使われる乳酸菌やビフィズス菌の種類が異なるので、どの製品からも同じ働きが得られるというわけではありません。
生きたまま腸に届く体に良い働きをする微生物や、それを含む食品のことを「プロバイオティクス」といいますが、ヨーグルトは生きた乳酸菌やビフィズス菌を含むので「プロバイオティクス」といえます。
プロバイオティクスの機能は、アレルギー疾患の抑制・抗がん作用・血中コレステロールの低下・血圧降下・内臓脂肪の減少・ピロリ菌の抑制など多岐にわたり、それらを自分の体のニーズに合わせて選択し、どの種類の菌が自分の腸を元気にしてくれるのか、自分のお腹に合ったヨーグルトを見つけることが大切です。
また、乳酸菌やビフィズス菌の多くは胃酸に弱く、空腹時に食べると胃酸に負けてしまうことがあります。せっかく食べるのであれば、食前ではなく食事中か食事後がおすすめです。
同じヨーグルトを毎日200~300g、一週間位食べ続けて便の状態や体調の変化をチェックして、自分と相性の良いものを見つけ腸内環境を整えていきましょう。

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2016年08月12日 10:23に投稿されたエントリーのページです。

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