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おてがみ-2017.06月号

letter1306.jpg春を通り過ぎて夏になってしまいました。
梅雨本番のこの頃です。
私は、大学院卒業を目指し、日夜努力をしています。
といっても、指導教官の指示に従って動いているので、年も年でフーフーいっていますが。
6月7~9日まで、岐阜で法医学会が開催されました。
この学会に、純粋に勉強をしに行ってきました。
いくら一粒が気管に詰まってしまって、亡くなった例などを聞くと、どうしたらそんな悲しいことを防げるのかと、考えてしまいます。
少しでもそんなつらいことが起きないように予防策がないかを考えていきます。
帰ってきたら、いよいよ大学院の予備審査に向けて再度勉強開始です。
何とか9月には晴れて卒業したいと思っています。


続きの記事
◆<8020運動>
◆<集中力>

<8020運動>

今や世界有数の長寿国になった日本。
歯の寿命についても忘れてはいけません。
8020(ハチマル・ニイマル)は、1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
歯が20本以上あれば食べる際に不都合がないため「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いが込められています。
年を追うごとに達成率はアップしています。
残念なことに仮に80歳で20本以上保てなかったとしても、しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを入れて、口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られます。
義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば、全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化され、認知症リスクが軽減するという調査結果も出ています。
いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的にかかりつけの歯科医院に行き、お口の中の健康を保ちましょう。


<集中力>

集中力を高めることができれば仕事や勉強の能率を上げたり、スポーツにおいても良い成績を残すことができます。
しかし集中力を高めようとしても、その力が分散してしまうことも多く、一点集中することは容易なことではありません。
集中力をUPさせるには神経伝達物質「ノルアドレナリン」の分泌を高めることが重要です。
「ノルアドレナリン」の分泌が高まるのは危機的状態に追いやられた時やストレスを受けた時です。
交感神経を働かせて体を活動モードに導くため、心拍数と血圧は上昇し、脳や筋肉に十分な酸素や栄養が送られ、脳が一気に覚醒して集中力が高まります。
何かに取り組む際、漠然と取り組むのではなく、期間や時間を限定するだけでも集中力を高めることができます。
また、「次に何をやろう?」と疑問がわくと集中が途切れてしまいます。
トップアスリートの多くはその疑問符が浮かばないよう自分なりのルーティン(決まった手順で動作を行うこと)を持っています。
ラグビーの五郎丸選手のキック前のルーティンや、大相撲、琴奨菊の仕切り前の琴バウアーなどが有名ですね。
私たちが普段の生活や仕事上で、これを活かすのであれば、「次に何をやろう」ということを考えなくても作業に没頭できるように、例えば、眼鏡をかける、腕時計をする、カバンを持つ、など自分なりのルーティンを作ってみるのも良い方法の1つかもしれません。

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2017年06月21日 09:11に投稿されたエントリーのページです。

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