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おてがみ-2020.12月号

letter2012.jpgいよいよ今年のカレンダーも残すところ1枚となりました。
流行語大賞に「3密」がなったように、今年はコロナにふり回された1年でした。
当診療所も感染することには最大の注意をはらっていままでやってきましたが、コロナ禍で最大以上に注意をはらってきました。
又、医療に関する物資の不足には一年中悩まされました。
特にグローブは各人の手に合うものを捜して使っていたのですが、今はその品が欠品となることが続き、自分の手にあうグローブを捜すことが大変になってきています。
withコロナとはいいますが、患者さんの健康を守りながら治療していくことは大変なことであり、再度、再度気をひきしめてやっていかなければと思います。
来年もよろしくお願いいたします。


続きの記事
◆<ストレスと歯肉炎について>
◆<季節のおすすめ食材>

<ストレスと歯肉炎について>

社会生活をする上で皆さんは何らかのストレスを受けて生活をしています。
特に今年は春からのコロナウイルス関係などによりストレスを多く感じている方もいるでしょう。
ストレスを感じた場合、脱力感・倦怠感・無気力など心身共に様々な症状がでてきます。
口腔内の症状としては、引き締まっていたピンク色の歯肉が赤く腫れてしまい、ブラッシング時に出血し、痛痒く歯肉炎をおこします。
歯肉炎は清掃不良や全身疾患などだけでなく、ストレスによる免疫力の低下や生活環境・食生活・ブラッシング習慣が主な原因になると言われています。
また歯肉炎を長期間放ってしまうと歯周病というなかなか完治の難しい病気になりやすくなります。
まずは生活環境を可能な範囲で整え、バランスの良い食事・質の良い睡眠で体調を整えると体力も変化してくるでしょう。
そして歯肉炎を悪化させないようにいつもより丁寧なブラッシングと定期的な歯科検診で歯周病予防とストレスに負けない健康なお口になりましょう。


<季節のおすすめ食材>
  
秋が深まり冷気が一段と強まると気温が下がり空気が乾燥してくるため、くしゃみ・鼻水・咳などの症状が見られる方が増え始めます。
ウイルスに負けないための抵抗力をつけること、ウイルスにさらされないように体を潤し温めることが大切です。

〈大根・れんこん〉
肺を潤して働きを高めるため咳や痰、のどの渇きや痛みなどを改善する働きがあります。
大根の辛味成分イソチオシアネート→抗菌作用
れんこんのネバネバ成分ムチン→肺や胃腸の粘膜を保護、滋養強壮など。

〈鮭・ゴマ〉
血行を良くすることで冷えを防ぎ体が温まりやすくなります。
鮭→温性の食材で胃腸に優しくビタミンEや色素成分のアスタキサンチン、n-3系多価不飽和脂肪酸のEPA、DHAが豊富で血流を改善する。
ゴマ→肝と腎を丈夫にして精力をつけて造血を促進する。

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2020年12月07日 13:27に投稿されたエントリーのページです。

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