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おてがみ-2025.02月号

letter2502-1.jpgお元気でお過ごしのことと思います。
今年も、もう2月になりました。
節分の豆まきはされましたか?
私は、見事に忘れていて豆も無かったのでエアー豆まきになってしまいました。
今年初めから歯肉が痛いといって来院される患者さんが多いような気がします。
季節が乾燥していることにより、口腔内も乾燥してしまい、唾液が出ないために歯肉に炎症が起きてしまうようです。
なるたけ、水を飲んで潤いのある体を保つようにしてくださいませ。
風邪も流行っています。お体大切に。


続きの記事
◆<オーラルフレイルについて>
◆<冷え性の方にオススメレシピ>

<オーラルフレイルについて>

フレイルとは「虚弱」のことを指します。
健康な状態と要介護の状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指します。
オーラルフレイルとは「口腔の虚弱」のことを指します。
噛む力や舌の動きの悪化が食生活に影響を及ぼしたり滑舌が悪くなることで、人や社会との関わりの減少を招くことからお口の機能の衰えは全身のフレイルと深い関係があるとされています。
では「噛む力が衰える」とは奥歯で食べ物を噛めないことです。
大人の歯(永久歯)は全部で28本です。
先の尖っている前歯上下で12本、大小臼(うす)の形をしている奥歯上下で16本、計28本。
奥歯の上下16本が特に大切で、ぐらぐらしていない自分の歯(天然歯)治療をして銀歯や白い歯が入っている、1本失ったけどブリッジにしている、2本以上失ったけど入れ歯を入れている、インプラントにしているなど左右上下でしっかり噛めているなら素晴らしいです。
これが片方だけで噛めている、大きな臼を失い小さな臼の歯だけで噛んでいる、前歯12本で噛んでいる状態は「噛む力が衰えている」ということです。
当てはまる方は、1日も早く上下左右の奥歯でしっかり噛めるように歯科医院でのチェックをお勧めします。
そして食べ物を硬いか軟らかいかで選ばずに美味しく楽しく食事が出来るようにしましょう。


<冷え性の方にオススメレシピ>

血流が悪くなることで手足の毛細血管まで血液が届かず起こる症状の1つが冷え性です。
血液は全身に必要な酸素や栄養素を運んだり、老廃物を排出したりする役割を担っています。
臓器を通って温められた血液が全身を巡ることで体が温まりますが、循環が悪くなる部分には血液が行き届かなくなるために「冷え」を感じるようになります。
冷え性は自律神経の乱れ運動不足(筋肉量の減少)食生活の乱れなどが主な原因となります。
食事で気を付けることは、3食きちんと食べ、栄養バランス(ビタミンEやB群、ビタミンCは冷え性解消に役立つ栄養素、またタンパク質も筋肉のもとになる大切な栄養素で代謝される時に熱を産生する)も考えるようにしましょう。

letter2502-2.jpg **かぼちゃとじゃこの味噌煮**
・材料(2人分)
 かぼちゃ    200g
 さやいんげん   40g
 ちりめんじゃこ  10g
 水       4/5カップ
 砂糖・味噌   各小さじ1と1/3

letter2502-4.jpg ・作り方
①かぼちゃは一口大に切り、さやいんげんは茹でて細く切ります。
②鍋に水、かぼちゃ、ちりめんじゃこを加えて煮ます。
 煮立ったら砂糖・味噌を加えてさらに煮ます。
③かぼちゃが軟らかくなったら、さやいんげんを加えて一煮立ちさせ器に盛ります。

letter2502-3.jpg ★かぼちゃ★
血流を良くするビタミンE

★さやいんげん★
代謝を高めるビタミンB
鉄分の吸収を助けるビタミンC、食物繊維がバランス良く含まれている。

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2025年02月05日 14:11に投稿されたエントリーのページです。

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