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おてがみ-2013.4月号

letter1304.jpg三寒四温で、だんだん春が近づいています。
お元気でお過しのことと思います。
最近、患者さんの口角炎が増えているように思います。
カンジタ菌がいたずらをして、口角につき、グチュグチュと切れていて、いつまでも治らないというものです。
塩分が拭き取れていないために、炎症がひどくなる場合もあります。ふつう、口内炎なのか、口角炎なのか、ヘルペスなのかと見た目では簡単に判断する事が難しい場合があります。
寒天培地で48時間、菌を培養する事によって、病名を特定する事が出来るとわかったので、これからは培地を使って治療をしていこうと思っています。ちょっと気になった時は、声をかけてください。
桜の花が散ってしまいました。毎年書いているかもしれないですが、桜の花のように咲いて散っていきたいと思います。かなわぬ夢かもしれませんが!
日本歯科新聞に1年連載でコラムを書く事になりました。「デンタル小町」という名称です。かむカムという情報紙にも写真を載せていただきました。チャンスがあれば見てくださいませ。


続きの記事
◆<唾液>
◆<白湯健康法>

<唾液>

唾液は、主に耳下腺・顎下線・舌下線という3つの大きな唾液腺から1日に1000~1500mlほど分泌されます。
唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。例えば、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働き。それから、口の中の汚れを洗い流す、酸を中和して口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、再石灰化によって虫歯を防ぐといった口の中を清潔で健康に保つ働きがあります。
唾液の分泌は、夜寝ている時は少なくなります。その為、夜間に口の中で細菌が繁殖しやすく、朝起きると口の中がネバついたり、口臭が気になったりしがちです。その為、就寝前には、より丁寧なケアを心がける事が大切です。
また、唾液の分泌量はストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。口の渇きやネバつきを感じる事が多い場合には、こまめに水分を摂り食事の際にはよく噛むようにしましょう。さらに、唾液腺のある場所を軽くマッサージするのも有効です。


<白湯健康法>

健康維持、アンチエイジングなどの観点から、「水」を1日2リットル摂る事は効果があるといわれています。私も1日2リットルを目標に「水」を摂るようになってから、もう10年になります。その効果かはわかりませんが、診療室では1年中半袖で、ほとんど風邪もひきません。...でも先日、何となく行った接骨院で施術の前に一杯の白湯をいただいたのですが、すぅーとカラダにしみ込んでいく感覚が心地よく白湯を好んで飲むようになりました。
はじめは、あまり美味しいとは感じなかったのですが、今では甘く感じるようになりました。
カラダの変化でいえば、尿量がアップしたように思う事と、それに伴って、むくみが以前に比べると無くなってきているように思います。飲んだ時の心地良さにひかれ飲み始めた白湯ですが、調べてみると色々な効果があるようです。

★血液の循環がアップするので、脂肪が燃焼されやすくなる。
★温められた内蔵が活発に働くようになり、老廃物を排出しやすくなる。
★体内で滞っていた余分な水分を尿として排出、便秘やむくみ解消!
...などです。

飲み方には、いくつか注意があって
・一度に大量に飲まない。
・朝一番に150cc程度、5~10分かけて、ゆっくり飲む。
・量は、1日700~800ml。
・温度は、人肌ろい熱めの50℃前後で飲む。
...などです。

まだ白湯を飲み始めて1ケ月弱ですが、続けてみようと思っています。

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2013年04月08日 13:39に投稿されたエントリーのページです。

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